2019年1月24日
こんにちは、みわりんです私の山友(やまとも)が、ついに石井スポーツ登山学校の机上で登山の報告会を行うことになりました!
3ヶ月で登頂したヨーロッパの山々
ブライトホルン・ハーフトラバース 4,165m ※テスト登山
ポルックス 4,092m ※高度順応
マッターホルン(ヘルンリ稜) 4,478 m ※スイス側
メンヒ(西稜 ) 4,107m
アイガー(ミッテルレギ稜)3,970m
モンテローザ(プンタ・デュフール) 4,634m ※スイス最高峰
エギュイユ・ルージュ 2,965m
エギュイユ・ダントレーヴ 3,604 m
モンブラン 4,810.9m
ダン・デュ・ジュアン 4,013m
マッターホルン (リヨン稜) ※イタリア側
グラン・パラディーゾ ※イタリア最高峰 4,061m
パン・ディ・ズッケロ(サルデーニャ島)
プラヌ・サルトゥ (サルデーニャ島)
ストロンボリ火山(ストロンボリ島)
プンタ カンパネラ (ソレント・アマルフィ海岸)※クライミング
パリヌーロ ※クライミング
エトナ山(シチリア島)
キルキュフェットル(アイスランド)
2018年夏に一人で渡欧。3ヶ月かけて各地で現地ガイドさんを手配しながら次々とヨーロッパの山々を登頂 予約方法は? 言葉は? 費用は? ホテルは? そりゃあ、皆さん興味ありますよね


ウエルカムドリンクを用意してくれました
山友との出会い
彼女との出会いは2016年GWの立山での石井スポーツ登山学校の雪山講習会でした。 屋外での雪上訓練からの山小屋での机上講習と、二泊三日で雪山の基礎をみっちり学びました。(私は慣れない雪山だったから、早くお風呂に入りたかったけど…)
その時に山友は「マッターホルンに登りたい」と言っていたけど、まさかのたった2年で夢を実現したのでした
実はその時の講習会の様子が後日山岳雑誌に掲載されました(笑)

日本での準備
マッターホルンとモンブランの現地ガイドさんを日本で事前に手配していました。時差の関係でメールのやり取りが夜中になってしまい、少し大変そうでした。いざ登頂日が決まるとあとは航空券を手配して、あっという間に旅立ってしまいました

マッターホルンテスト登山
まずはブライトホルン・ハーフトラバース(4,165m)テスト登山。合格しないと連れて行ってもらえないそうです。ガイドさんに「good!」と褒められるほど、クライミングを楽しんだようです。

心配性な山友は、翌日もガイドセンターにお願いして、ポルックス(4,092m)に登頂して、高度順応したそうです。ガイドさんのペースが遅くて、少し不満だったようですが…(˃̵ᴗ˂̵)
マッターホルン登頂(ヘルンリ稜)
まずは自力でヘルンリ小屋に到着しなければならないそうです。6時の夕食の時間にガイドさんと、いざご対面〜!(テスト登山と本番のガイドさんは、違うのね〜)

荷物チェックでは、水は500mlだけ持参するようにと言われたそうです。とにかく軽量化なのですね!
起床から出発までの時間はたったの20分朝食、トイレ、準備を済ませます。

やはり現地ガイドさんは、予想通りだったそうです ソルベイ小屋(標高 4,003メートルに位置する避難小屋)に着いても、後続の登山者がやってくるので、気が抜けなかったそうです。
- スピードが速い
- 休憩しない
- 水分摂取しない
- 行動食摂らない
見事にマリア像のあるスイス側のマッターホルン(4,478 m)山頂に登頂成功!続いて、十字架のあるイタリア側の山頂まで行き、夢を見事に実現したのでした

夢の実現おめでとう
往復6時間半というスピードだったそうです そしてすぐにリオン稜に登りたくなったそうです(笑)
ツェルマットからグリンデルヴァルトに移動 再びツェルマットへ
C und M Cafe Bar Restaurant(グリンデルワルト)
わたしもアイガーを眺めながら、ケーキ食べてみたいです。

メンヒ(4,107m)は超悪天候の中、バリエーションルートにチャレンジしたそうです。ナイフリッジに惹かれたものの、あまりのコンディションの悪さに、生きて帰りたい、と本気で思ったそうです。
翌日にはアイガー(3,970m)に登頂したそうです。すごい体力!アイガーはクライミング技術が要求される山のようです。ちなみにアイガー東山稜(ミッテルレギ)を初登攀したのは、槇有恒(まきゆうこう)さんという日本人登山家だそうです。
再びツェルマットへ戻り、スイス最高峰モンテローザ(4,634m)に登頂。この日はまさに冬山のような悪天候となり、山頂を目指したのはたったの2組だけ。しかも下山はロワーダウンで、その先はクレパスに落ちるというおまけ付きだったそうです

フランス・シャモニーに移動
シャモニーではMBCで呑んだり、ウインパー(マッターホルン初登頂)の御墓参りに行ったり、ENSA(フランス国立スキー登山学校)を眺めたり、フランス山岳会に立ち寄ったり、ずいぶんとリラックスしていたようです。
モンブラン登頂
モンブラン登頂の前に、エギュイユ・ルージュ(2,965m)、エギュイユ・ダントレーヴ(3,604 m)でクライミングを楽しんだそうです。
モンブランのグーテ小屋(3,835m)では、サプライズのお誕生日祝いをしてもらったそうです。宝物ですね
小屋には
はあるけど、Wi-Fiはないそうです。
モンブラン(4,810.9m)は、ハードシェルに冬靴の装備だそうです。ピッケルは結局使わなかったとのこと。
翌日にはダン・デュ・ジュアン (4,013m)でクライミングを楽しんだそうです!

マッターホルン登頂(リオン稜)
イタリア・チェルヴィニアのガイドさんと行ったので、カレル小屋でも地元のガイドさんだけが使用できる部屋に泊まれたそうです。
リヨン稜はフィックスロープも多く、ヘルンリ稜に比べ体力・技術が必要な印象を受けたそうです。一日目の歩行がテスト登山の役割を果たしているとのこと。
今回もスイス側の山頂まで行かせてもらえたそうです。本当に良かったね

おまけ
サッポロフォトビー
私は山友の登頂祝いにフォトビーを発注していました。商品は届いたものの、山友はヨーロッパ各地の旅を続けて、なかなか日本に戻って来ません…

La Baia(ラ・バイア)』銀座
山友はサルデーナ島をはじめ、各地でバカンストレッキングを楽しんでいる様子です。

私は銀座のサルデーナ料理店を見つけて、山友の帰りを待ったのでした…(笑)

シェンゲン協定
日本人がシェンゲン圏に滞在できる期間は、「あらゆる180日間で最大90日まで」と決められているので、そのうち戻るでしょ(^^)と思いながら…
山友の新たな挑戦
マッターホルン・ツムットリッジ稜
マッターホルン・フルゲンリッジ稜
マッターホルン・北壁
アルプスの三大北壁(マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラス)のひとつです。
新たなる挑戦に気合いを入れて応援せねば
〜がんばれ、目指せ北壁
〜
刺激を受けたから、また明日から頑張らなきゃ